飯田市の住宅リフォーム会社。身近なリフォーム屋さん!と頼られる、恵夢住宅設計室。「宮内さんに出会えてよかった」とよろこぶ、お客様の笑顔を見ることが、わたしのしあわせ!

代表プロフィール わたしが【勇気】を使命として掲げているワケ

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恵夢住宅設計室 代表 宮内こんにちは!長野県飯田市で、身近なリフォーム屋さん!として頼られている、宮内信彦です。大工として地元のお客さんと楽しく仕事をする父の背中を見て育ってきました。どんな小さなことでも気楽に相談される、身近なリフォーム屋さんを志しています。

「宮内さんに出会えてよかった」とよろこぶ、お客さんの笑顔を見ることが、しあわせです。

 

なぜわたしが【勇気】を使命として掲げているのか?
そのワケを聴いていただけますか?

「おとうちゃん。よろこばれる仕事してるなあ」

わたしの父は、7人兄弟の長男で、二代目として大工の仕事を継いでいました。
小学校しか出ていないため、役所に行くとなかなか相手にされず、辛い想いもしてきました。それが、お客さんに接すると、一転、お客さんをよろこばす天才へと変身。

わたしは小さなときから、そんな父の背中を見て育ってきました。

むかしは、上棟後、「棟梁送り」といって、現場から棟梁の自宅まで歩き、宴席が設けられるという慣わしがありました。

「ワッショイ、ワッショイ」

お客さんや職人さんと、掛け声を出しながらまちを練り歩き、自宅で楽しそうに飲んで食べていた姿を見て、うらやましく思っていました。

「おとうちゃん。 
よろこばれる仕事してるなあ」

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「また、兄に振り回された」

わたしが中学のとき、二つ上の兄が、「司法書士になるので、普通高校に行く」と言い出し、普通高校に進学することになりました。

わたしは、ずっと父の仕事は兄が継ぐものだと思っていました。旅行が好きで旅行会社に務めたいと思っていたので、正直、建築の仕事はやりたくはありませんでした。

子どもながらに、「だれか跡継ぎにならないと」と思い、渋々、工業高校の建築科に進学することにしました。

ところが、高校一年の時、兄が突然、「やっぱり、家業を継ぐ」と言い出したのです。

わたしは、がく然としました。

「また、兄に振り回された」
と裏切られた気持ちでいっぱいでした。

父はというと、諸手を上げてよろこんでいたのです。
「やっぱり、兄ちゃんがかわいいんだ」と、さみしい気持ちになりました。

高校を卒業して就職するとき、建築科だったため、自然の流れで、地元の建設会社に就職しました。

そこで経験したものは、いままで父がお客さんや職人さんと人付き合いをしているようなものではありませんでした。
こちらのやり方を言いくるめて、お客さんの意見は二の次。
会社の利益のためにと、お金になることで動く。

「これって、父のやり方とちがうぞ」

10年近く、ずっと、その想いでもんもんとして、仕事をしていたのです。

プロフィール 子供時代の写真

 

 「おやじが生きているうちに、よろこんでもらいたい」

10数年前のある日、おふくろが泣きながら電話してきました。
「とーちゃんが、これから難病で働けなくなるから、こうじ(兄)と会社を手伝ってくれ。」

父は、難病のパーキンソン病と告知され、先が長くないということでした。父の病気も心配でしたが、父の会社を継いだ兄の会社の一大事ということと、長年会社のことで悶々としていましたので、会社を辞めて実家の仕事を手伝うことにしました。

兄は、会社経営や職人さんを使うことに慣れないため、会社の業績も落ち、存続も危うい状況でした。わたしはなんとか会社を立て直そうと思い、一生懸命働きました。

その結果、1年経ったころには、兄よりもわたしの方が売上を上げていたのです。ところが、このことが逆にあだとなり、兄は、わたしに会社を乗っ取られ、兄の居場所がなくなると思ったようです。

ある日、兄から、「早く出て行ってくれないか」という無言の肩たたきに合いました。

わたしは、またしても裏切られたと、怒りが込み上げてきました。

「いつも、兄貴に振り回されている。
 自分の人生って、なんなんだ?」

という怒りの気持ちを抱え、「どうにでもなれ!」という気持ちのまま、兄の会社を辞め、なんの展望のないまま、独立したのです。

兄への怒りを抱えたまま独立したのですが、ある日、父のことを考えていると、その気持ちが静まりかえりました。父の命がもう先行き長くはない、そんなときだからこそ、父がよろこぶような親孝行をしたいと思ったのです。

「あと何年生きられるか、わからない。
親父が生きているうちに、がんばっている姿を見せて、
『親父を越えたよ』ということを伝えて、安心させたい。」

そう心に強く誓いました。

そして、親父が、お客さんや職人さんをよろこばしている。そんな父の姿を想いだし、お客さんや職人さんによろこんでもらうように、最初の5、6年は、がむしゃらに働きました。

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小さな指針、大きな自信

なんの仕事のアテもないまま独立したのですが、そのときの最初のお客さんであるHさんのことを一生忘れることができません。Hさんのおかげで、今日のわたしはあります。

サラリーマン時代、下請けとして、県職員であるHさんの建設工事をさせていただきました。その関係もあってご自宅のリフォーム工事を何回かさせていただきました。いつもニコニコ気さくな方で、腹を割ってお話できるので、わたしもいろいろな相談に親身に対応させていただいていました。

先日、その方のところに伺い当時のことをお聴きすると、
「宮内さんは、吹き抜けのシャンデリアの電球を交換してとか、細かなことでもなんでも電話すると、いやな顔をせず、なんでもやってくれた。だから、なんでも気楽に頼めるんだよ。」
とおっしゃっていただきました。

そんなわたしの仕事ぶりを見て、わたしが独立したというので、真っ先に
ご自宅のリフォームの仕事を依頼していただいたのです。

「宮内さん、独立するなら、自分がしっかりしないとだめだよ。
 相当の覚悟を持ってやりなさいよ。」

そう激励の言葉をいただき、お仕事の依頼を受けました。

わたしがなによりもありがたいと強く感謝したのが、工事の代金をすべて先に払っていただいたことでした。

独立した当時、1円でも貴重で、明日どうなるかわからない不安を抱えていました。そんなわたしを100%信頼して、わたしのことを求めて、すべて前金で払っていただいたことが、この上なくうれしく、いまでも妻とは「Hさんには足を向けて寝れないね」と話しています。

このときのたったひとつの小さな体験が、指針となり、大きな自信となりました。

「こうやってお互いに信頼関係を結べば、この先もこうやっていけばうまくいくかもしれない!」

人を信じること、人に信じられること、そこからくる大きな勇気をHさんからいただきました。

そして、心に誓ったこと。

「この人のために、仕事をしたい!」

お客様といっしょの写真

 

わたし宮内信彦の使命

独立したくて独立したわけではありませんが、お客さんによろこんでいただくために一生懸命がんばってきたおかげで、仕事は順調に伸びています。

今年、独立して10年になる節目、自分の歩んできた道を振り返ってみました。

そこで、まず、わたしの原点でもある、最初のお客さんであるHさんに思い切って、なぜわたしに仕事を頼んだのか?聴きに行きました。

Hさんは、真っ先に、
「昨日お電話いただいて、わたしが一番最初のお客さんだと、そんな風に覚えてくれたことが、それこそ、うれしかったですよ」
と話していただきました。

そして、
「家内とは、なにかあると『家のことなら、宮内さんに聴いてみるか?』と今でも話しているんですよ」とおっしゃっていただきました。

どんな小さなことでも、いやな顔をせず、人の相談に気楽に乗って、真剣に答える。この姿勢から、わたしのことを信頼していただいたそうです。

「なにかあったときに、頼れる人がいるというのは、こちらが安心して気楽になれるから、ありがたいんですよ」
という言葉をいただいたときは、涙が出るほどうれしかったです。

15、16年のお付き合いになるのに、今回初めて、Hさんの懐に飛び込んで本心をお聴きしたことは、よかったと心から思いました。

一方、わたしの心にあるひとつの棘。それは、兄に対する想いです。「兄に振り回されて生きてきた」という想いがあるものの、心の奥底では、100%兄を責められないのではないかという負い目がどこかにずっとありました。

そして、今回の出来事から、今までモヤモヤしていた兄へのわだかまりの理由も見えてきたのです。

わたしに欠けていたのは、兄への懐に飛び込み、【勇気】を持って、兄の本心を聴く勇気、だったのです。

兄の本心を聴くこと、自分の想いを伝えることで、自分が傷つくことを恐れていたのです。

兄が普通高校に行くといったときも、自分が家業を継がないといけないと自分で勝手に考えずに、父に自分の考えをぶつければよかったのです。兄にもどういう考えなのか聴けばよかったのです。

このことに気づいてから、わたしは、これからの自分の人生の使命を、
【勇気】を持って相手の本心を聴く、ということに掲げました。

Hさんに二度も勇気づけられて、既存のお客さんにも、【勇気】を持ってお話を聴きに行くことにしました。

そこで、あるお客さんから言われた言葉が、わたしには忘れられません。

「工事が終わった今、あらためて、どのようなお気持ちですか?」とお聴きしたときです。

ご主人
「今まで戸が閉まった状態で暗い家だったけど、なにもかも新しくなって、気持ち自体、明るくなりました。」

奥様
「宮内さんとお会いできたことで、なんでも相談できる人ができたので、これからもお付き合いよろしくお願いいたします。」

そうお話されたお二人の表情がとても明るくなられたのを見て、わたしは強く思いました。

勇気を持って、お客さんの本心を聴くことで、お客さんに自信を持っていただき、生活が楽しくなるように貢献しよう、と。

そして、Hさんからいただいた言葉、
「どんな小さなことでも、いやな顔をせず、人の相談に気楽に乗って、真剣に答える」ことをいつも胸に一生懸命生きてきます。

Hさん、勇気をいただき、ありがとうございます。

恵夢住宅設計室 代表

宮内信彦

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